「痛ッ!はぁ~…」こんなに痛い思いするんだから、青髭解消されるんだろうな。
髭を抜くことでメリットもあるだろうけど、実はデメリットの方が圧倒的に多いんだよ。
そうならないために、これからの話をしっかりと覚えるといい。
今あなたは、青髭を「抜いて」処理していませんか?
ふと鏡に目を向けると、1本だけ長く伸びている毛に気付くことがあります。そんな時、毛抜きで抜いてしまう事って、普通にあると思うんです。
しかし、それが青ひげに対しておこなうとどうでしょう。
抜けば青さの原因となる毛根が取り除かれるので、青髭が解消されるのですが、その満足感は一時的なもので、少し経つとまた生えてきます。
「抜いては生えの繰り返しをしていませんか?」
すでに気付いているかもしれませんが、「抜く」ことは青髭の解消にならないんです。
むしろ、青髭を抜くことで多くのリスクにさらされてしまうのです。
世間一般でおこなわれている青髭対策
- 第一位は「髭剃り」
- 第二位は「髭抜き」
このように多くの人が青髭対策としてやっている「青髭を抜く」と言う行為、実は、青髭解消には程遠い対策なんです。
今回は、毛抜きをすることでのメリット・デメリット、起きてしまうリスクにはどんなものがあるのか?などを紹介していきます。
最後にはどうしても「抜かないといけない」状況になった時のために、「正しい毛抜きの方法」も紹介していきます。
Contents<目次>
青髭を毛抜きで抜くメリット・デメリット
青髭を抜こうとする人が後を絶ちません、また、抜くことで青髭は解消するのでしょうか。
青髭を抜くことで、どのようなメリットがあり、デメリットがあるのでしょう。
この記事を読めば、今毛抜きをしている人も、これから毛抜きをしようと考えている人も毛抜きに関する価値観が変わるでしょう。
それでは、青髭を抜くことで得られるメリットから見ていきましょう。
青髭を毛抜きで抜くメリット
青髭を自分で抜く際に感じることができるメリットを挙げてみます。
青髭を抜くメリット
- 自分でできる青髭解消法である
- 即効性があり簡単である
- 一時的に青髭が解消する
- カミソリ負けが起きない
- カミソリの費用が掛からない
- 次の毛が生えてくるまで時間的余裕が生まれる
このように見てみると、良いことばかりが目に付くかもしれません。
特に即効性があることで、デートの前日などの緊急性がある場合には、一時的ではありますが効果を発揮します。しかし抜くことで、肌荒れになるような体質の方は注意が必要です。
僕は肌荒れするからカミソリ負けしない点が最大の魅力だな。
では次に青髭を抜くことで起きるデメリットを見ていきましょう。
青髭を毛抜きで抜くデメリット
青髭を自分で抜く際に起こるデメリットを上げてみます。
青髭を抜くデメリット
- 痛みがある
- 本数が多く時間がかかる、時間が無駄
- 肌トラブルに見舞われる危険がある
- 肌トラブルになると医療費がかかる
- 抜いても生えてくる(永久脱毛はできない)
- 抜く癖がついてしまう
肌トラブルが起きて、いわゆる「汚肌(おはだ)」になってしまうことが多くて、そんな危険を犯して抜いたとしても、結局はまた生えてくるんだよ。
メリットについては、書いた通りなので、デメリットとなる肌トラブルにはどのようなものがあるのか?を詳しく見ていきたいと思います。
青髭を抜くことで起こりやすい肌トラブル4つの症状
青髭を抜くという事は、髭と肌を引きちぎる行為です。何かしらのトラブルが起きる可能性が高いのも事実。そのトラブルの代表例4つを紹介します。
4つの肌トラブル
- 埋没毛(まいぼつもう)
- 毛嚢炎(もうのうえん)
- 色素沈着(しきそちんちゃく)
- 抜毛症(ばつもうしょう)
見た目はニキビに似ているから、本人も毛嚢炎と気づかないことがほとんどでケアを間違ってしまうのよ。
髭剃りをしていてカミソリ負けした時にもニキビができるなぁって思っていたんだよな。
ちなみに、毛嚢炎はニキビの薬じゃ治らないわよ。
青髭を抜くことでよく起こる症状には「埋没毛・毛嚢炎」が多くを占めます。
もし、なってしまった時にきれいに治せるよう、正しい対処の方法を知っておくことも必要になります。
ここからは、肌トラブルとその対処法についてみていきましょう。
青髭を抜くデメリット1.埋没毛(まいぼつもう)
埋没毛は、「脱毛」「剃毛」「除毛」などのムダ毛の処理を行った際に、発毛した毛が表に出ず皮膚内で成長してしまうことをいいます。
表に出てこない、皮膚の下(体内)で毛が成長すると、薄い皮膚に黒い毛が透けて見えることから黒ずみのようになります。
間違ったムダ毛の処理をすることで、通常は皮膚の上に伸びてくるべき毛が皮膚下で成長すると言う症状でその数が多いと、黒いぽつぽつした肌になり、赤く炎症を起こすこともよくあります。
埋没毛を自分で対処しようと、カッターなどで皮膚を切開し埋没した毛を取り除こうとする人がいますが、そこから細菌が入り炎症などを伴う危険性があります。
このようになる前に毛抜きで抜く行為をやめるのが一番ですが、もしなってしまった場合は医師のいる皮膚科で相談しましょう。
青髭を抜くデメリット2.毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎とは、ニキビのような白い吹き出物のことを言います。でもニキビではありません。ニキビはアクネ菌が主な原因ですが、毛嚢炎は黄色ブドウ球菌が主な原因です。
この黄色ブドウ球菌は常に皮膚に存在している常在菌で免疫力が低下したり、皮膚が傷ついた場合などに肌のバリア機能が損なわれ細菌感染がおこり発症します。
髭剃りなどのカミソリ負けや毛抜きなどで起こる症状の一つです。
毛嚢炎はニキビに良く似た見た目をしているため、気づかない人が多くいます。
症状が重かったり再発をくりかえす場合は、膿のサンプルを採取して菌の培養検査を行い、検査結果によって適した抗生物質が処方されます。場合によっては、ヒゲ剃りなどをしばらく中断する必要も出てきます。
引用:スキンケア大学:毛嚢炎になってしまったときの治療とは?
毛嚢炎にならないようにするには、自己処理で行う抜いたり剃ったりをやらないことですが、そうもいかないと思いますので、正しい毛抜きの方法や正しい剃り方を学んでおきましょう。
この記事の後半では、【青髭の抜き方】髭を抜く正しい対処法8つのステップを紹介しています。
青髭を抜くデメリット3.色素沈着(しきそちんちゃく)
色素沈着とは、肌への刺激によりメラニン色素(肌トラブルや病気を防ぐためになくてはならない物質)が増加し肌の色がくすんだりシミのようになったりする症状です。
また、メラニン色素は肌に紫外線などの刺激を受けると、表皮細胞で紫外線などの影響を受けないようにバリア機能を果たします。これのおかげで皮膚がんなどの発生を未然に防ぐ効果もあるのです。
色素沈着の原因となるメラニン色素は悪いことばかりではなく、皮膚がんなどの発生を未然に防ぐバリア機能ではありますが、紫外線以外の肌への刺激、例えば毛抜きや髭剃りなどの刺激もメラニン色素を増加させる一つです。なので、髭を抜くなどの強い刺激は避けたほうがいでしょう。
もし、色素沈着になってしまった時は、肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)により正常化を待つことになります。
日焼けの時期を過ぎ、元の肌色に戻ってくるのは、肌のターンオーバーが働いているおかげなんです。
しかし過剰に生成され残ったメラニン色素は排出されにくい性質を持ち、くすみやシミの原因にもなります。
色素沈着を起こさせない為には、メラニンの働きを正常に保つことが一番の対策となります。要は刺激を与えないということです。
青髭を抜くデメリット4.抜毛症(ばつもうしょう)
抜毛症とは、髪の毛、まつ毛、眉毛、ひげ、手や足などの体毛を抜いてしまいたくなる症状です。この症状に悩まされる人は稀かもしれません。しかし、毛抜きのツイートなどを見てみると
毛抜きで短い毛を抜いた時、思ってる以上に長いとちょっと得した気持ちになりますね。抜毛の快感は癖になります。うぅ。。
— ジャパニーズ・ジェントルマン (@JapaNewMan) 2014年7月14日
ダメだとわかっていても止められない、髭抜き〜
— 糞おにぃ敷島LEN@iruzia-P (@sikisimalen) 2015年11月21日
ヤバイ 髭をピンピン抜くって良くないのか! でも もう止められない趣味に近いんだよなぁw 男のヒゲ抜き 怖い“副作用”とは? | web R25 http://t.co/txN7kTn7
— Kanji5555 (@kanji5555) 2012年2月6日
と言う声を聞くことが少なくありません。
この範囲ならばまだいいかもしれませんが、学校や仕事などでのちょっとしたストレスを発散させることが毛抜きに繋がってしまう場合は危険が伴います。
今回で言うと、ひげを抜くことから始まると思いますが、それが広範囲に広がり眉毛やまつ毛、頭髪に至るまで抜かないと気が済まないという強迫観念にとらわれてしまう可能性は否定できません。
ちょっとでも変化に気付いたらやめる勇気も必要になるでしょう。
個人個人の体質によって多くの症状が現れる人もいれば、全く現れない人もいると思います。
あなたがどちらの側なのか?は誰もわからないので、青髭を抜く際の正しい対処法を知っておくことをおすすめします。
青髭を毛抜きで抜く時のコツと正しい対処法
「髭剃りにも正しい剃り方」があるように、髭抜きにも「正しい抜き方やコツ・手順」があります。
これは決して、髭抜きを推奨しているわけではありません。出来るなら抜かないのが最善策です。
しかし、どうしても毛抜きをしなくてはならない場合には、最小限のデメリットで済むように、できるだけ刺激が少なく負担がないような「正しい毛抜きの仕方」を参考に実践してみましょう。
【青髭の抜き方】髭を抜く正しい対処法8つのステップ
髭を抜く際は、ただ抜けば良いわけではありません。以下に示した8つのステップをしっかりと踏むことで、抜くことで起きる「リスク」を減らすことができます。
ステップ1.洗顔をする
正しいヒゲの剃り方でもありましたが、処理する顔自体が汚れていては前に進めません。
特に顔は最も外気にさらされている場所であり、チリやほこりが付着しやすい部位です。汚れが付いた状態で青髭を抜くと細菌が入り込む余地を与えしまいます。
まずは、しっかりと洗顔して汚れを落とす作業をしましょう。
ステップ2.毛抜きを用意する
あなたの使っている毛抜きは「ちゃんとした毛抜き」ですか?毛を抜く場合は肌に無理な刺激(ストレス)を掛けないことが基本です。そのため、青髭のつかみやすさはとても重要な要素です。
肌に無理な刺激(ストレス)を掛けると毛を太く濃くしてしまう原因に繋がります。
「ちゃんとした毛抜き」ではないピンセットや安価すぎる毛抜きは効率を悪くするばかりでなく、うまく抜けずに引きちぎれる可能性もあります。
価格が高い毛抜きは、毛をつかみやすく、滑りにくいように設計されています。実際に使ってみるとこんなにも違うのか!と驚くこと間違いなしです。
毛抜きを選ぶ際のポイント
- かみ合わせが良く毛をうまくキャッチできる
- 手に力を入れなくてもしっかりとつかめる
- 掴んで毛がちぎれるようなことがない
これらのことをレビュー等で確認し、使いやすい毛抜きを用意しましょう。
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ステップ3.毛穴を開かせる
何もしていない毛穴は引き締まっており、毛をしっかりとつかんでいる状態です。そのまま毛を抜こうとすれば、痛みが強いのは当たり前ですし、炎症を起こす引き金にもなりかねません。
そこで一旦、毛穴を開かせる作業が必要になります。
お風呂に入った直後は身体も温まり毛穴が十分に開いている絶好のタイミングです。しかも身体を洗っているので清潔な状態です。
このタイミングが難しければ電子レンジでチンした蒸しタオルを1~2分ヒゲに当て毛穴を開かせましょう。その際やけどには十分注意してください。
ステップ4.毛の生えている向きを確認する
この写真を見てもらうとわかるように、毛には生えている方向があります。「青髭の剃り方マニュアル・正しい髭の剃り方」でも「順剃り」と言う、毛の生えている方向に剃ることで刺激を抑えることが良いとされています。
毛を抜く際も同じで、毛の生えている方向に抜くことで抵抗が少なくなり刺激を抑えることに繋がります。もちろん抜く痛みも軽減されます。
痛みを抑えるという事は、刺激を低減させることにもなります。結果メラニンが過剰に分泌する必要がなくなり、シミの原因、色素沈着などのリスクが減ります。
ステップ5.しっかりとつかみ毛を抜く
ここまで来たら早速毛を抜く作業に入ります。毛は先端に行けば行くほど細くなっています。その細い部分ではなく根元に近い場所をつかむようにしましょう。これは途中で毛がちぎれてしまうのを防ぐためです。
身体の中でも特に太い青髭は、かなりしぶとく生えているのです。
青髭を抜く際は毛の周りの皮膚を毛抜きとは別の手で押さえながら、引っ張られる刺激を少なくする工夫が必要になるでしょう。
ステップ6.毛穴を引き締める
抜いた後には、開いた毛穴を引き締める必要があります。
自宅にある保冷剤などを薄めのハンカチでくるみ抜いた場所に当て引き締めましょう。
保冷剤やハンカチは清潔なものを使用しましょう。
ステップ7.ローションで保湿する
毛穴を開いたり、引き締めたりすると思った以上に肌は乾燥してきます。
乾燥した肌はちょっとした刺激にも敏感になりやすく、肌荒れの原因にもなります。
毛抜きの処理をした後は、お肌のケアを行いましょう。髭剃り後に使うようなアフターシェーブローションなど保湿成分が含まれたものが良いでしょう。
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ステップ8.毛抜きのケアをする
使用した毛抜きはそのままにすると、皮脂の汚れなどが残った状態になります。それをそのまま使用することは避けましょう。
煮沸消毒(しゃふつしょうどく)などをして清潔にしてから保管するようにしましょう。煮沸するまではできない場合は除菌シートなどでふき取るだけでも効果があります。
まとめ
青髭を「抜く」と言う行為は、メリットよりもデメリットのリスクのほうが完全に上回ることが分かりました。
中には、すでに「髭抜き」を繰り返し、ほぼデメリットを感じない方もいるかもしれません。しかしそれは、極稀なタイプの方でしょう。
今一度メリットとデメリット、抜く際の正しい方法を振り返ってみます。
青髭を抜くメリット
- 自分でできる青髭解消法である
- 即効性があり、簡単である
- 一時的にではあるが青髭が解消する
- カミソリ負けがない
- 費用がかかりにくい
- 次の毛が生えてくるまで時間的余裕が生まれる
青髭を抜くデメリット
- 痛みがある
- 本数が多く時間がかかる、時間が無駄
- 肌トラブルに見舞われる危険(リスク)がある
- 埋没毛
- 毛嚢炎
- 色素沈着
- 抜毛症
- 肌トラブルになると医療費がかかる
- 抜いても生えてくる(永久脱毛はできない)
どうしても青髭を抜く場合に守ってほしい「正しい抜き方」
青髭を抜く際の正しい手順
- 清潔な状態を作る為の洗顔をする
- 清潔な毛抜きを用意(激安毛抜きは避ける)
- 蒸しタオルなどで毛穴を開かせる
- 毛の流れ、向きに逆らわないように根本をつかみゆっくりと抜く
- 抜いた毛穴を引き締め、ローションなどで保湿する
- 毛抜きは消毒して保管する
この方法を実践すればリスクは抑えることができるけど、前に言ったように「抜かないこと」が一番の対策という事は忘れるなよ。
青髭の対策はいくつもあると思いますが「青髭脱毛のトビラ」では、表面的な青髭の解消はおすすめしていません。なぜなら、根本的な悩み解決に至らないからです。根本的な悩み解決をするには「脱毛」と言う行動をする以外ありません。
それには、青髭脱毛にかかる「期間」「費用」がどのくらいかかるのかを知らないと前に進めませんね。
さあ明るい未来へ、青髭脱毛のトビラを開けましょう。月々3000円台から青髭脱毛が出来るクリニックなどは「青髭を永久脱毛するのにかかる期間と費用!徹底比較!」の記事に記載しています。
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