世の中に青髭の対策として効果のある方法は、これだ!と叫ばれているものがいくつもありますが、結局のところ「脱毛」に勝るものは見当たりません。
そして、その中でも「永久脱毛」と呼ばれる脱毛法が2つあります。
「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」の二つ。
今回は、この2つを徹底比較していきます。
この記事を読み終わるころには、どちらで青髭脱毛をするべきかが決まっているはずです。
Contents<目次>
ニードル脱毛とレーザー脱毛比較基準
世間一般で「永久脱毛」と言われている「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」はどちらが青髭脱毛に適しているのでしょうか?
まずは、どこまでの範囲で比較するのかの基準を決めていきます。
あなたは今、青髭を解消し悩みが無くなることを望んでいます。
悩みが無くなるレベルと言うのは人それぞれになると思いますが、比較をする以上ある一定の基準を設けなくてはいけません。
そこで今回は、「永久脱毛」と呼べる状態に達した時点を比較基準にしたいと思います。
比較基準にする「永久脱毛」とは
比較する基準(指標)「永久脱毛」は、アメリカでの定義となる、「脱毛終了1カ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」とします。
日本では、永久脱毛の定義を設定していないので、日本での永久脱毛はこれに倣って(ならって)います。
この永久脱毛の定義を利用して、脱毛開始から20%以下になるまでを比較していくこととします。
また、毛1本1本がそれぞれの毛周期をもっていることから、すべての毛が無くなるという事態にはなりません。
今現在、目に見えている毛は全体の約20%と言われています。
つまり、今見えている毛をすべて脱毛したとしても、ツルツルにはならないのです。
比較基準「1回あたりの脱毛率」20%
毛周期の関係から、今現在見えている青髭は、ヒゲ全体の約20%です。
つまり、レーザー脱毛でも、ニードル脱毛でも今そこにある毛をキレイに脱毛したとして、約20%を脱毛したことにしかなりません。
最大で20%を繰り返し脱毛した場合、減毛イメージは以下の表のようになります。
脱毛回数 | 減毛率 | 減耗イメージ | 脱毛にかかる期間 |
0回 | 100% | ●●●●●●●●●● | 悩み中期間 |
1回 | 80% | ●●●●●●●● | 2カ月 |
2回 | 64% | ●●●●●● | 4カ月 |
3回 | 51% | ●●●●● | 6カ月 |
4回 | 41% | ●●●● | 8カ月 |
5回 | 33% | ●●● | 10カ月 |
6回 | 26% | ●●● | 12カ月 |
7回 | 21% | ●● | 1年2カ月 |
8回 | 17% | ●● | 1年4カ月 |
9回 | 13% | ● | 1年6カ月 |
10回 | 11% | ● | 1年8カ月 |
11回 | 9% | ● | 1年10カ月 |
12回 | 7% | ● | 2年 |
13回 | 5.6% | ・ | 2年2カ月 |
14回 | 4.5% | ・ | 2年4カ月 |
15回 | 3.6% | ・ | 2年6カ月 |
16回 | 2.9% | ・ | 2年8カ月 |
17回 | 2.3% | ・ | 2年10カ月 |
18回 | 1.8% | ・ | 3年 |
19回 | 1.5% | ・ | 3年2カ月 |
20回 | 1.2% | ・ | 3年4か月 |
【レーザー脱毛】の比較基準脱毛回数は8回
上記表のように、回数を重ねるごとに、最大の20%が減っていく計算をします、すると、脱毛前は100%ですが、20%を脱毛して80%になり、その80%からさらに20%脱毛して、当初から見ると64%になるという事です。
これを繰り返していくことで、8回目終了時点で17%まで減ることとなります。
つまりレーザー脱毛では、計算上8回目で比較基準とした20%以下に到達することになります。
参考までに、表に記載のある脱毛期間は、「毛周期」を2カ月とした場合を例に表記しています。
脱毛を行う場合、開始当初は2カ月よりも早めに2回目の脱毛が行われる所が多くありますが、4回目5回目と回数が増えるにつれ、脱毛効率を上げる意味で2カ月以上の期間を明ける事をおすすめします。
毛周期とは青髭の悩みを解消する脱毛に欠かせない知識「毛周期」とはにて詳しく説明しています。
【ニードル脱毛】の比較基準脱毛本数は16,000本
ニードル脱毛は、1本1本脱毛する性質から、上記レーザー脱毛と同じ比較基準では測れません。
そのため、ヒゲ全体の本数2万本以上あるといわれていることから、20%以下になる4000本になるまで、つまり16,000本を脱毛することを基準とします。
髭の本数は2万本!?引用:フェザーミュージアム 髭の雑学
レーザー脱毛とニードル脱毛の効果比較
ニードル脱毛は約150年の歴史から、脱毛効果はお墨付き、ニードル脱毛をすれば、ほぼ思い通りの効果が得られると言って問題ないでしょう。
アメリカのFDA米国厚生省食品医療局(日本で言う厚生労働省にあたる機関)では、永久脱毛の効果があると公式に発表しています。
レーザー脱毛は、ニードル脱毛のような長い歴史はありませんが、発毛細胞を強いレーザーで破壊でき、レーザー脱毛を体験した人の経過観察を見ると、永久脱毛と呼ぶにふさわしい効果を出しています。
年々、新しい技術が開発され、痛みの軽減の他、脱毛効果も上がってきているのも事実です。
どちらも青髭に悩む人を納得させるだけの、申し分ない脱毛効果を発揮していることが分かっています。
レーザー脱毛とニードル脱毛にかかる時間や期間の比較
悩みを解決するには、できるだけ早い方が精神的負担も軽くなります。
脱毛にかかる時間や完了までの期間は、長くかかると「本当に青髭が解消されるのだろうか?」と言う不安にもつながり、良くありません。
どんな脱毛法であっても1回で終わるものはあり得ませんが、できるだけ短くしたいものです。
早く終われば、悩む時間から解放され、楽しい時間が増えることに繋がります。
【レーザー脱毛】にかかる時間と期間
レーザー脱毛1回の施術にかかる時間はおおよそ15分程度※。
※待ち時間などは含めていませんが、レーザー脱毛もニードル脱毛もその時間は同じなので割愛しています。
下記動画は、医療レーザー脱毛をしている「ゴリラクリニック」での施術動画です。
これをご覧いただくと、医療レーザー脱毛の施術時間が短いことが分かると思います。
1:37秒あたりから施術風景がご覧いただけます。
減毛イメージ表からもわかる通り、レーザー脱毛で最大20%をきっちり脱毛できると8回目を終了した時点で、比較基準である20%以下となります。
時間にして、15分×8回=120分(2時間)
期間は、1年4か月かかります。これは、毛周期を考慮し、2カ月に1回と言うペースで脱毛を行うためです。
レーザー脱毛 | |
脱毛時間 | 120分(2時間) |
脱毛期間 | 16カ月(1年4カ月) |
動画でみた、「ゴリラクリニック」で医療レーザー脱毛をしたいという方はこちらからゴリラクリニックは、ヒゲ脱毛の出来るクリニックの中でも珍しい「男性専門クリニック」です。
女性の目が気になるという方に、大変好評なクリニックです。
【ニードル脱毛】にかかる時間と期間
ニードル脱毛は、毛1本1本を確実に脱毛していくスタイルです。
そのため、担当する技術者の経験や技量により1分あたりで脱毛できる本数が増減します。
1分あたり5本から10本の処理速度が一般的であることから、今回は1分に8本脱毛できるベテランさんにあたったと仮定して比較します。
髭の総本数20,000本から4,000本に減らすため、16,000本を脱毛することになります。
時間にして2,000分(約34時間)
下記動画は、絶縁針脱毛をしている「きぬがさクリニック」の施術動画です。
部位こそ違いますが、毛穴に針を差し込み電気を流し、毛を抜くという作業は髭でも全く同じです。
レーザー脱毛と同じ、15分と言う時間で比較すると余りにも現実的ではないため、脱毛施術時間1時間と設定し、480本の脱毛が行われると設定します。
ニードル脱毛で「毛周期」が全く関係しないわけではありませんが、脱毛できる本数が、毛周期に追いつかないので、期間の算出では、1カ月に1回の脱毛施術ペースを保ったとして計算します。
期間としては34か月、2年10カ月かかります。
ニードル脱毛 | |
脱毛時間 | 2,000分(約34時間) |
脱毛期間 | 34カ月(2年10カ月) |
レーザー脱毛とニードル脱毛にかかる費用の比較
「レーザー脱毛」の費用例には、症例数No.1と言われる「湘南美容クリニック」の料金を参考にしています。
「ニードル脱毛」はクリニックとエステサロンに分かれ、クリニックでは平均値を、エステサロンでは「メンズTBC」の料金を参考にしています。
【レーザー脱毛】にかかる費用(湘南美容クリニック)
湘南美容クリニックでのヒゲ脱毛料金は、ヒゲ3部位6回コース(29,800円)が基本となり、追加1回は9,800円、3回は19,800円、6回は29,800円で安くなる組み合わせを採用します。
※2017年10月に、4年間回数無制限コースが廃止となり現在の料金設定となっています。
また、ヒゲ3部位以外のもみあげ周囲・頬、首を追加する場合は、表に記載した追加料金が発生します。
その結果、下記の料金表のようになります。
1回当たりの減毛率 | 湘南美容クリニック料金表(公式) | |||
脱毛回数 | 減毛率 | ヒゲ3部位 | もみあげ周囲・頬 | 首 |
6回 | 26% | 29,800円 | 3回19,800円
6回29,800円を加算 |
3回17,410円
6回24,800円を加算 |
7回 | 21% | 39,600円 | ||
8回 | 17% | 49,400円 | ||
9回 | 13% | 49,600円 | ||
10回 | 11% | 59,400円 | ||
11回 | 9% | 69,200円 | ||
12回 | 7% | 59,600円 | ||
13回 | 5.6% | 69,400円 | ||
14回 | 4.5% | 79,200円 | ||
15回 | 3.6% | 79,400円 | ||
16回 | 2.9% | 89,200円 |
※回数・減毛率は毎回20%を脱毛できた場合の目安を表示しています。
レーザー脱毛(湘南美容クリニック) | |
ヒゲ3部位8回 | 49,400円 |
+もみあげ周囲・頬(9回) | 49,600円 |
+首(9回) | 42,210円 |
すべての合計 | 141,210円 |
ヒゲ3部位(8回)+もみあげ周囲・頬(9回)+首(9回)のすべてを合計した場合141,210円になります。
費用比較の参考として出てきた「湘南美容クリニック」で医療レーザー脱毛を受けたい方はこちらから
湘南美容は、全国展開をしており院共通カルテを採用しているので転勤など移動があっても問題ありません。
しかも業界最安値、ヒゲ脱毛累計53万件の実績は信頼の証です。
【ニードル脱毛】にかかる費用
ニードル脱毛の施術を受けられる場所は、「クリニック」と「エステサロン」の2か所存在します。
そして、どちらでニードル脱毛を受けるかによってかかる費用の項目にも違いが出てきます。
クリニックのニードル脱毛費用(絶縁針脱毛)
クリニックで受けるニードル脱毛は、「絶縁針脱毛」と言う、医療脱毛となります。
絶縁針脱毛で施術する費用は1分あたりの単価は約300円~600円(平均500円と計算します)
クリニックで施術以外にかかる費用
- 初診料 3,000円~
- 再診料 1,500円~
- 血液検査費用 4,000円~
- 針代金 4,000円~
- 薬代 500円~
- 麻酔代金 1,000円~
脱毛を受けようとするクリニックにより、脱毛に係る料金は左右しますが、大体このような項目が費用として必要になります。
針代金は、脱毛本数が多くなればなるほど劣化するものなので、再購入が必要になります。
先ほど、ニードル脱毛では16,000本脱毛するのに、2,000分の時間がかかることを計算しましたので、単純にこの時間単価に、脱毛時間を掛けることで費用が算出されます。
ニードル脱毛(絶縁針脱毛・クリニック) | |
脱毛時間 | 2,000分(約34時間) |
脱毛費用 | 100万円+施術外費用 |
エステサロンではどのくらいになるんだろ。
エステサロンのニードル脱毛費用(美容電気脱毛)
エステサロンで受けるニードル脱毛は、「美容電気脱毛」と言う、医療脱毛ではない脱毛法です。
美容電気脱毛で施術する費用は、クリニックと同じ考えの1分あたりの単価と、1本あたりの単価に分かれます。
今回は、1本あたりの単価を採用している「メンズTBC」で料金を算出します。
メンズTBCでは、美容電気脱毛法を独自に改良して「スーパー脱毛」と呼んでいます。
単価は、1本あたり119円(会員単価)公式料金は下の画像をご覧ください。
エステサロンで施術以外にかかる項目・費用
メンズTBCの場合(2年間有効)
- 入会金 12,960円
- 事務手数料 3,240円
メンズTBCでは、脱毛本数が多くなれば、通常価格よりも1本あたりの単価が下がります。現実的な値段を出すため、800本のオーダーメイドプランを利用した場合の単価89円(公式)を元に計算してみたいと思います。
ニードル脱毛(美容電気脱毛・エステサロン) | |
脱毛本数 | 16,000本 |
脱毛費用 | 142万円+施術外費用 |
レーザー脱毛とニードル脱毛!その他の違い!
ここまで、「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」について、気になる違いを見てきました。
- 効果
- 時間
- 期間
- 費用
しかし、2つの脱毛法にはこれ以外にも、違いがあります。
レーザー脱毛とニードル脱毛の比較表
ここに出ている項目は、レーザー脱毛やニードル脱毛のメリットデメリットにつながるものが多くあります。
例えば、レーザー脱毛を受ける際には、「日焼け厳禁」です。
理由はレーザーがメラニン色素(黒色)に反応する性質をもっているため、日焼けして黒くなった肌にも反応してしまい、焼けどを負う危険性がある為です。
その点、ニードル脱毛では毛1本1本を処理する脱毛方法のため、メラニン色素が関係してきません。日焼けした肌でも問題なく脱毛が可能になります。
この理由から、ニードル脱毛では、日焼け肌の他、シミそばかす、ほくろ、タトゥ、刺青などのある肌でも脱毛が可能になります。
また、黒くない毛(白髪や産毛)なども、レーザーが反応しないため、ニードル脱毛でしか脱毛ができないというメリットとなります。
項目 | レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
効果 | ◎ | ◎ |
時間 | 短い時間 | 長時間 |
期間 | ◎ | ✕ |
費用 | ◎ | ✕ |
痛み | 痛い | もっと痛い |
麻酔 | あり | 選択式/できない※ |
血液検査 | 必要なし | 必須/できない※ |
日焼け | できない | できる |
シミ・ほくろ | できない | できる |
白髪・産毛 | できない | できる |
細かい部位 | 難しい | 得意 |
脱毛前処理 | 髭を剃る | 髭を伸ばす |
※ニードル脱毛の麻酔・血液検査については、クリニックなのかエステサロンなのかによって分かれます。
エステサロンの場合、医療機関でないことから、麻酔処置や血液検査はできません。
ニードル脱毛で脱毛する理由
ニードルで脱毛したほうが良い場合を、上記の表から抜粋してみます。
- 光やレーザーで効果が見られなかった人
- 細部までこだわったヒゲのデザインをしたい人
- ニードルでしか脱毛できない箇所
- 数本など脱毛本数が少ない箇所
- 日焼けや色素のある箇所
青髭を脱毛するならレーザー脱毛
脱毛の歴史でみると、ニードル脱毛は古くから存在し多くの人のムダ毛を脱毛してきました。そのため、効果が認められるほどになり、脱毛の代名詞的な存在となったのも事実です。
ただし、時代は流れレーザー脱毛が生まれてきました。まだ日が浅い方法ですが、多くの被験者が効果を実証しています。
レーザー脱毛とニードル脱毛の比較で分かったように、脱毛にかかる時間や費用はレーザー脱毛に遠く及びません。
効果が変わりない状態で、あえて費用が高いニードル脱毛を選択する理由は、上記に掲げた「ニードル脱毛で脱毛する理由」以外ありません。
まとめ
今回、レーザー脱毛とニードル脱毛を比較してきましたが、脱毛にかかる費用と時間(期間)に大きな差があることに気付きました。
しかし、歴史の長い「二―ドル脱毛」の効果は唯一無二の存在でもあり、候補から外すのは時期尚早ではないでしょうか。
そのため、青髭脱毛のトビラでは、おススメの脱毛手順を紹介しようと思います。
おすすめの脱毛方法
- レーザー脱毛で脱毛を開始する
- レーザー脱毛で限界まで減毛する
- どうしても残ってしまう青髭に対してニードル脱毛を検討する
- ニードル脱毛の体験を受ける
- ニードル脱毛の予算を決める
- ニードル脱毛を実施する
この手順を踏めば、間違いのない「青髭脱毛」をすることができます。
ほとんどの方が、「レーザー脱毛」のみで満足いく結果を得ることができます。
しかし、青髭は体の中でも一番に濃い毛となり、しぶとく生え続ける毛があるかもしれません。
そんな時は、効果が保証付きの「ニードル脱毛」の出番です。
広い範囲の青髭をニードル脱毛しようとするならば、高額な費用を覚悟しなくてはいけませんが、レーザー脱毛で、ほぼ脱毛し切った最後に、しぶとく残った
少ない本数の青髭を、ニードル脱毛するのは大変効率的な脱毛の仕方でしょう。
まずは、あなたの青髭の状態を無料カウンセリングで確かめてみることからスタートしてみましょう。
1.湘南美容クリニックがおすすめな人
- 青髭がそこまで濃いと思っていない方
- 通院する時間を拘束されたくないという方
- 北は北海道から南は沖縄まで全国転勤が考えられるという方
2.ゴリラクリニックがおすすめな人
- 青髭の中でもどちらかと言うと濃いほうだという方
- 通う時間は平日日中でも大丈夫だという方
- 男性専門のほうが安心できるという方
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